小説のよすが・第三話『藤井真理奈には何もない』

私はその夜、アリチェに伝えたいことのすべてを言えなかった。
それなのに、言うべきでないことを言ってしまった。
言えなかった。言ってしまった。
言えなかった。言ってしまった。
言えなかった。言ってしまった。
言えなかった。言ってしまった――――――
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のよすが:更新

「ここのメニューを見ると、まだ頼んでないのがいろいろあるよねー。
 スペシャルティーってなにこれ、おもしろそう!」
「アリチェ、それ頼むの? ええと、スペシャルティーはアップルティーをベースに……」
「アップルティー好き! 店員さん、スペシャルティーひと――」
「……五種類のハーブとスパイスを調合した……」
「やめた!!」
「……ですよねー。
 アリチェがこれ飲んでたら、たいへんなことになってたと思うよ?」

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小説のよすが『ころされてあげるから』

 ゴースト『のよすが』をベースにオリジナルの展開を交えて執筆した、小説版のよすがと言える作品です。
 小説単独でも、ゴーストと併読しても楽しめるように書いています。
 ただ小説にはゴーストのネタバレが含まれるため、そちらのストーリーを純粋に楽しみたい場合は、第二部完了までゴーストを進めてから読むことを推奨いたします。

 第一話『みっつのごほうび』
 第二話『日記の価値、嘘の価値』
 第三話『藤井真理奈には何もない』

小説のよすが・第一話『みっつのごほうび』



のよすが小説版
タイトル『ころされてあげるから』




 これは、おんなのこがきちがいになるおはなし。
 このお話は、最初はアリチェに捧げる言葉として始まった。
 けれど最後には、あなたのためのお話になる。

 そう。このお話は、最後には“あなた”のための祈りになる。
 その頃には、私はすっかりおかしくなっているけれど。

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