百年たって、私はヒトになりました。
カテゴリー: 小説/人体視願
『彼女の時間』5
「私たちを知っている皆さんから、19個の質問をいただきました。
今日はこの場を借りて、質問に対する回答をします」
「やほー、こうやって二人で喋るのはうかでみ以来だね。
さ、回答回答。ヴィイがみんなのセクハラ質問に泣きながら答えるよ!」
「いや、ちょっと…………」
「あ、ごめんね。悦びながら答えるよ!」
「そっちを直すなっ!」
『彼女の時間』4
「やっほー、また会えたね。
2006年10月初頭現在、“エロい ゴースト”でぐぐるとトップに来るボクらです」
「そういう事実については見て見ぬふりをしなさい。
今回は再度の投票御礼。決勝での投票、ありがとうございました」
『彼女の時間』3
「紳士淑女の皆様方、投票ありがとうございました!」
「あ、ありがとうございました……ほんとにいいのかな、あれ」
外伝『姿変えの魔女、白い翼』(後編)
私の名前を聞いてください。
『彼女の時間』2
「やあ、ボクHand! 魔法のリリカル電脳少女・ヴィイたん9歳の、セクハラ界からやって来たお友達!
今日もヴィイたんにセクハラ界のひみつ魔法を個人授業してもげェばッ」
「――頭でも打ったの、あなた?」
「俺を思いきりブン殴ってから言うことかッ!?」
外伝『姿変えの魔女、白い翼』(中編)
私は語る。
あなたにまだ、何も知らせていないから。
外伝『姿変えの魔女、白い翼』(前編)
そこは発狂した宇宙だ。
私は、そこをゆりかごと呼ぼう。
『彼女の時間』1
「ヴィイ、キミは他のゴーストさんと触れ合う事ができるの?」
「できるよ。頭を撫でることもできるし撫でてもらうこともできる。なでたいとか食べたいとか、私結構言ってるでしょ?」