ここからはどうでもいい話

 勿論さくらは設定の全てを知っていようが知らなかろうが良いゴーストだ。
 設定というのは移り変わるものだし、依頼もその設定を絶対視したいからではなく強い好奇心とヴィイの参考にしたいという理由からだし。
 
 でもそれって“一部のゴーストに設定は必要ない”からじゃなくて、“全てのゴーストには設定が既に存在する”からだよな。
 なにせ、ゴーストは作られた時点で絶対に外見と口調と性格が決定してるんだ。
(シェルの変更やゴースト更新におけるキャラの刷新はこの際措く)
 ゴーストの99%は公開時点で名前も決定されてるし、一般的な最低限のキャラ設定というと、あと職業と経歴ついでに種族くらいか。
 種族は外見から類推可能、出来なければ“なんだか良く分からない生き物”という扱いでも別に構わない。
 で、なんだか良く分からない生き物の職業や経歴はなんだか良く分からなくてもいい。
 そして少女形のシェルの持ち主の大半は平凡な経歴の中学生あるいは高校生だと推察される、訳があるか。
 さくらが平凡な女子高生に見えるのか俺は。

 もうちょっと真面目に考えるなら、経歴不明ゴーストの生業は“職業:ゴースト”と単純に結論付けられる。
 別にメタな話でもない(そうかもしれないが、とにかく伺かで珍しい話ではない)。
 ユーザに好き勝手呼び出されたり話しをせがまれたり触られたり揉まれたり交代したりその直後にまた呼び出されたり、そのほぼ全てに完全に対応してみたり。
(無給かもしれないが)彼女達は一種の生業としてゴーストをやっている、と思うのは、むしろユーザとして自然なことではないのだろうか。
 その考えが正しいかどうかはともかく(そう考えるにしても、この考えを明確に言語化する必要はないんだが)、そう考えられればとにかく彼女達が誰かが分かる。

・ゴーストのシェルとトークを作った時点で、キャラの外見と性格は既に決定されている。
・それはキャラ設定の中でも重要な部分であり、他の設定は類推可能である。
・故に、ゴーストの設定をゴーストそのものと独立して作成する必要は、必ずしもない。
・そして俺がそんなことを言っても説得力がない。

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