後日談完結編は5つのシーンから構成される予定で、現在その3つ目を書いているところです。
といっても、書いた文章の量は進捗をあらわすのに適切ではないかもしれません。
自分がゴーストのイベント更新をやる場合はまず本格的に取り組みはじめるまでに時間がかかり、そして難しい場所をどうするか決めるのに時間がかかり、実際の執筆には大して時間がかからないことが多いです。
今はプロット上一番の山場について、説得力をもって描写するにはどうすればいいか悩んでいるところです。
実際の更新には早めに考えてもう一週間ほど(推敲なども込みで考えて)、最悪の場合として一ヶ月ほどかかるかと思います。
本当にお待たせばかりしてごめんなさい。せめて以下に執筆中のイベントの、ネタバレの恐れのない話の本筋とは関係ない部分を載せておきます。
* * *
「サイセイキョウトは、人間の京都をまねた町なのよ。
こと……うん、古都? そういうのがほしいって、バベルの女の子がつくったの。
キミは会ったことない子だけどねー。そのこはきものむすめなのです、ゆかたとかすきなのです。
わふーなものが好きなバベルってたくさんいるしね。その女の子の呼びかけでたくさんバベルがあつまっ て、まちづくりがはじまったの」
(中略)
「で、こっちは大正っぽいレンガの駅。なかは電車じゃなくて、テレポート用のアドレスがたくさん書かれた本が置かれてるんだけどね。
でもそれだって古風だよ。今はバベルのケータイでちょっと検索すれば、行きたいところのアドレスなんてすぐわかるんだから。
自分がどこに行きたいかも、検索すれば教えてくれる。いい場所がなければ、ケータイとネットがそれを作ってくれる――
ま、でも今はケータイは使わないでおこうか。
こっちですよー、手を引いてあげる感じでいきましょー」