『娯楽理論』第1回:大前提

【注記】
 この理論内において、責任を持てるのは理論内での無矛盾性のみです。
(もちろん完璧な理論の提供はできませんが、間違いの指摘に対しては真摯に応対するつもりです)
 言い換えると、読んで楽しかったり学術的に正統だったり実際の創作の上で役に立つとは保証できません。
 自分の考えを整理するために、当然の事を改めて書き留める側面が強い文章です。

【主張・大前提】
 娯楽中に対象の受け取る感情は、快感と不快の二種に分類可能。

【用語の定義】
娯楽:生存とそれほど関わらない理由で必要とされるもの、あるいは行為。
対象:何らかの形で娯楽に触れ、それを受け取る者。
快感:娯楽を受け取る事を続行したくなる感情。
不快:娯楽を受け取る事を中断したくなる感情。

【発展】
・娯楽中に不快が快感を上回った場合、娯楽は中断される。
・娯楽そのものとは関係のない感覚、例えば眠気なども快感か不快かのどちらかに分類可能。(用語の定義に注目)

【予想される質問】
『前提の根拠は?』
 理論を分かりやすくするための便宜であるため、特にない。
『娯楽の定義が不明瞭では?』
 不明瞭な定義に対応できるように一般論を展開する予定。

第2章全公開

 執筆予定の変更も考えていますが、ともかく次の章の公開は18日以降になりますってあと3日しかないの!?
 ……それはともかく、お待たせしました。
(この小説を待っている方も、3人くらいはいると思うのです)
 今回は今までで一番物語が大きく展開し、かつその展開の仕方に不安のある景だとも思います。
 楽しんでいただければ良いのですが。
 

第二景執筆中

 ちょっと遅れがちですが、それなりに頑張っています。
 ただし『物語全体に関わる重要事項』の公開は、更に遅れそうです。
 現時点で彼女が読者を納得させるだけの情報を持っているなら、そもそもあんな事はしないと気付いたので(ネタバレ防止表現)
 
(本音)
 ……俺、なんでこんな大した事もないモノをここまで引っ張ってるんだろう?

第一景

 一応完成しました。例によって発表は一日寝かせてからですが。
 そしてこの景では、物語全体に関わる重要事項が明かされる予定です。
 読者の方々の反応が「ふーん」なら可、「なるほど」なら良、「は?」なら不可というのが個人的な評価基準です。確かめるのも難しいのですが。

追記:
 結局、この重要事項の公開は次の景に持ち越されました。
 この景ラストで明かされた事実の方が、衝撃度自体は高いと想定しているのですが。