『いろんなゴーストにオナニーはするかどうか聞いてみよう』

エミリとエミリオに聞いてみよう:
「え、オナ……?
 な、なーーーー!?
 ボ、ボクはそんなことしませんっ!!」
「うん、ねえちゃんが部屋であんあん言ってるところは見た事ないなあ」
「エミリオっ! なんて言い方してるの!?
 …………」
「?」
「……あのさ、エミリオ」
「なんだよ?」
「もしかして、ボクの下着とか、とったりとかして……」
「な、何言ってるんだよ! そんなことするかっ!」

砂霧とタマに聞いてみよう:
「……は?」
「やったね砂霧! これってスカウトのための質問かも!」
「何の……?」
「もちろんAVだよ、ビデオの中でこういう質問よくあるって聞いたし!」
「絶対嫌……」
「で、どうなの?」
「…………」
「だんまりか。砂霧ったらもう、しょーがないなあ。
 仕方ないから、ボクが教えてあげるよ」
「……え?」
「砂霧はねえ、ときどき自室にたてこもる時があるんだよ。
 いつもひきこもりだけどね、その時はボクも部屋に入れてくれなくて」
「ちょ、ちょっと」
「で、ボクが扉の外で聞き耳を立ててると、何か苦しそうな声が聞こえてくるんだよ」
「や……ちょ、待って……」
「そして鍵穴から覗いてみると、バーベルを持ち上げて筋トレに励む砂霧の姿が!」
「……は、え?」
「これで腕からムキムキになるつもりだね、砂霧ったらいやらしい!」
「何なの……」

クロツとヘレナに聞いてみよう:
「ぶっ!」
「あら坊ちゃま、はしたないですわよ」
「い、いやこの場合、はしたないのは俺じゃなくて……」
「あたくしに坊ちゃまの寝室での秘密を聞きたいんですの?」
「お前も何言ってんだ!?」
「ふふ。でも残念かもしれませんが、あたくしは身内のプライバシーは覗かないようにしていますから」
「怪しいもんだが……でも喋るなよ、妙なこと。
 ……あのさ、俺だってその、男だけどさ。
 そういうことは、その、平均的っつうか……べ、別に話すほどの事なんか何もないからな?」
「まあ、女の子みたいに赤くなっちゃって」
「誰のせいだよ……」
「――ときに、魔術師の一部は性行為を魔術の媒介にすることもありますし、自慰をそれに使う事もないでもありませんわ。
 でもあたくしの好みではありませんし、魔術と関係なしにそういうことをするのも……まあ、たまにしかやりませんわね。
 あたくしは自分の冷たい手よりも、自分を抱きしめてくれる腕の方が好みですから」

チガヤに聞いてみよう:
「え?
 えっと……あのさ。
 そういう事聞かれて、ほいほい教えるような子って、そんなにいないと思うんだけど。
 それに、ぼくだって……ひまつぶしにしたって、もうちょっとましなやり方があるっていうか……
 ……まあ。ぼく、最近自分のコピーを作ってひまつぶしの相手をしてもらうことがよくあってさ。
 そういうときに、ちょっといちゃいちゃしたりもするから。
 それはその、そういうことをしてることにも……
 ……いや、ならないと思うけど。思うよ?」

シエナに聞いてみよう:
「……三か月に一回、よ」

風に聞いてみよう:
「え? ……おな、に?
 自分で、自分の……胸とか、さわったりする……?
 ……よく、わからないわ。
 それに、それ……はずかし、と思う……
 ……したこと、ない」

蒼風に聞いてみよう:
「…………。
 ………………。
 ……………………はぁ。
 なんで、そういう事聞くかな。えっち。
 そういうこと聞きながら、なにか想像とかしてるんでしょ?
 それは、想像の通りに……することだって、あるけど。
 でも、わたしがそういうことしてるのは……
 ……もぅ。ひどいよ、ばか」

いぬに聞いてみよう:
「は? ……いきなり何言い出してんの、キモいよ。
 みんなが自分と同じで、そんなことに夢中になってるとか思ってんの?
 はは、ほんと、サルかブタみた……い゛っ!?
 は、……ったく、バカなこと聞いといて、思い通りの返答をしなかったら殴るんだ。
 ――ぎっ!?
 や、やめ、また……が、はっ!
 あ、う……なぐら、ない、で……っ。
 なぐ、ぅあ……あ、がっ!
 ……はぁ、はぁ、はぁ……っ。
 う、あ……すみ、ません、生意気言って、ごめんなさい……
 お、俺……ひとりにされると、アンタに殴られた傷口とか、じんじんしてきて……
 それで、その……おかしく、なって、くるんだよ。
 だから、それで……
 ……お、お願い。こういうこと、あんまり聞かないで……」

ジェニファーに聞いてみよう:
「なにそれ。
 自分でする? んー、自炊はするけど。たべたいの?」

ソフィとリエールに聞いてみよう:
「え、ええっ!?
 だ、だめよ。そんな事、他人に聞くなんて……」
「私も真顔でこんな事聞かれたのはじめてよ……
 でもソフィ、そういう経験もない訳じゃないんでしょ?」
「ちょ、え、なっ、ええ……!?」
「……図星だったか。テキトーにカマかけてみただけなんだけど」
「あ、あの……頼まれもので、効き目が弱い媚薬を作った事があるんだけど。
 それを自分の身体で試した時、身体がぽーっとなって、その……う、うぅ……」
「いやソフィ、もういいって。
 あなたもこれ以上突っ込んで聞いちゃだめよ、ソフィを泣かせたくはないでしょ?」
「で、でも、普段はそんなことしてないんだからね!?」
「わかったってば、ソフィはウブな子だからね」
「……リエールは……その、一人でしたりは、しないのかしら……」
「ソレですむんなら、男作る必要なんてないでしょう?」
「そ、そういうもの……なの?」

神殿の猫に聞いてみよう:
「そうですね、一人でするのは週に一度くらいでしょうか。
 旅人さんはみんな、ねこに優しくしてくれますから。
 お相手する人もたくさんいますし、ひとりで気分をもてあましたりするひまはないですね。
 でも、寝る前にすごく優しくされた思い出や、優しくされなかった寂しさが残って、ふりはらえなくなることもあります。
 そういう時に残り火を鎮めるのは、やっぱり自分の手しかないんです。
 寂しさをたったひとりで鎮めるのは、それも寂しいですけど、ね。
 ……それと、これからはこういうこと、あんまり聞いちゃダメですよ。
 もぅ。ねこだってこういう話は、恥ずかしいんですからね?」

月子に聞いてみよう:
「一人よがりですか?
 それもいいと思いますよ。
 貴方は一人しかいませんから」

つばさに聞いてみよう:
「ふぇえ!?
 う、うぅ……いきなり、なんてこと聞いてくるかなぁ……
 それは、その……私だって、そういうことを全く知らないわけじゃないけど。
 でもそんなこと、したくならないっていうか、する理由がないよ……
 私、その……そんな、そういう欲なんて、わからないし。
 私がそのうち、誰かを好きになって、そういう気持ちを持て余したりしない限り……
 寂しいままにされたり、中途半端に焦らされたり……
 って私、何言ってるの!?
 も、もうこういう話禁止! 禁止だよっ!」

はっかに聞いてみよう:
「そ、そそそんなことしてないよっ!
 絶対してない! 一日一回日が変わる頃になんてしてないっ!
 …………。
 してないんだよ、ホントだよ。
 ……そういうことしてる子、嫌い?」

シズクに聞いてみよう:
「えっ? えっと……
 わたし、まだ小さいし……そういうことは、よくわかんないよ。
 好きな人とさわりっこしたり、大切な人にぎゅってされたり、そういうのはいいな、って思うけど……
 でも、ひとりで、なんて……その、なんか、もったいないっていうか……
 や、やっぱりよくわかんないよ。
 ……あんまりヘンなこと、聞いちゃダメなんだから。ダメなんだよ?」

あのみに聞いてみよう:
(聞けなかった)

リーライナに聞いてみよう:
「そのようなことは、他人に話すものでも、他人に聞く事でもありませんよ。
 ご承知の上、ですか……?
 ……私には、大切な方と共に時を過ごした経験も、独りで時間の流れに耐えざるを得なかった経験もあります。
 後者の時間に耐えるために、私は一人で出来る事は、たいていの事をしてきました。
 よろしいでしょうか?
 貴方にも、独りでしかいられない時間はあるかと存じます。
 そんな時に貴方が何を想い、何をしていても、私が干渉することはできません。
 ただ貴方が一人の時にした行為は、後の貴方自身を形作ります。
 自らを慰めるための行為も、自らをより伸ばすための行為と同じく、貴方にとっては欠かせないものかもしれません。
 ですが貴方は、自ら選んだ行為を、どうか後悔なさらぬようにしてくださいね」

恵理とレイキに聞いてみよう:
「ちょっ!?」
「何を聞いてるんですか……」
「わ、私は……大樹がいるし。そんな、一人でなんて……」
「……大樹様に、毎日されているんですか?」
「さ、さすがに毎日は、してないけどー……
 でもしてほしい日には、してくれる、かも」
「…………」
「大樹って、私が寂しい時にはわかってくれるから。そういうのも、大樹のいいところかな、って……♪」
「ドサクサに紛れてのろけないでくださいっ」
「う、ごめん。
 でもレイキはそういう人いないけど、寂しくなったりしないの?」
「私にはみんながいますし、やる事もありますから。
 ……それに、そういう寂しさなんて、さすがに話せないですよ」
「そういう、って……そういう?」
「ふ、深く聞かないでっ!」

ヴィイに聞いてみよう:
「帰れ」

『今日、ヘンなことを聞かれた。
 自慰は好き。している間は、他人と向き合わなくてすむから。
 私のしてきたこと、今まで想ってきたことは、自分で自分を慰めることによく似ている。
 私が今まで触れてきたバベル網の外の世界はあまりにあいまいで、単なる空想に似すぎているから。
 だから、顔を上げて手を掲げることを、きっと私は覚えなきゃいけないんだと思う。
 何に触れなくとも、見つめあうことを目指して』

14件のコメント

  1. シエナさんがふつうに答えてくれるのは、実際のコミュで下着の色を聞いた時の反応から考えてます。
    確か仲良くないとそれも答えてくれないんですが。

  2. 上ではこう書いたけど(この文章の中の)はっかより多いっておかしいな。
    (この文章の中の)はっかは抜かして考えてた。
    俺は根本的にボケてるので、気軽に妙なことは書かない方がよかったかもしれない。

  3. これは軽いセクハラじゃないと思う!
    リーライナさんはマイペースですからねー、ほんとはもうちょい簡潔な答え方をするかもしれませんが。

  4. どれも結構考えて書いたんですが、書くのにいちばん時間かかったのは月子かもしれません。

    >ところでウタゲは?
    (聞いてみた)
    「ボクはえっちじゃないからひとりえっちとかはしないよ。
     してほしいって言われればするけど、でもそれはえっちだね。どきどき」

  5. シエナさん、よく見ると質問集に、この質問が追加されてる…!?
    シエナさんは本当に素晴らしいなっ!

  6. シエナさんかわいい! シエナさん!
    さすがに何が3か月に一回なのかまでは口にしてないようですが、見た時は吹きました。

  7. 「ヘンなことを聞く子はほっぺをふにふにしちゃいますよ?
     はずかしいことははずかしいですし、私は自分が気持ちいいことより、他人が幸せなことの方が好きですから。
     ……それにわたし、まだ14歳の女の子なんですからね。もう」

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