3月2日はヴィイの誕生日でした・関連キャラクターの設定の再掲

 ※ヴィイを30分ほど立たせていると他のプログラムを巻き込んでSSPがフリーズする、というご報告をいただきました。
  作者の手元では同様の現象は確認できませんでしたが、ごくまれにヴィイの起動中にSSPがフリーズすること自体は確認できています。
  同様の現象が起きた方は、具体的にどんな現象が起きたかご報告していただけますと大変助かります。

 誕生日にちなんで、公開時系列順にヴィイの関連キャラクターの設定をざっと記します。
 設定に興味がある方はよければご覧ください。設定上の質問などあればコメント欄にてぜひお願いします。
(これからヴィイのイベントに触れる方のことも考えてややぼかしてはいますが、設定的に核心に近いところにも触れていますので、ネタバレが嫌いな方はご注意ください)
 
 また、それにちなんで昔に書いた文章も再掲します。
 なにぶん書いたのが十年以上前なので、小説の方はもうとてつもなく読みにくい稚拙な文章としか言いようがないのですが、興味がある方はどうぞ。

 ヴィイとウタゲとキョウコの前日談:『姿変えの魔女、白い翼』 前編中編後編
(2004年2月あたりにヴィイの構想をはじめたらしい。当時のメモの断片



【畜人無害/ウタゲ】
ゴーストの公開日:2006年2月23日
生まれと設定:
 大バベルと呼ばれる、無秩序にバベルを生み出す存在から自然発生した。
 もともとは黒いふわふわとした塊のような生き物だったが、自分を拾い育てたキョウコの影響を受け、また人間の世界に興味を持ったことから、人間の女の子に近い姿に成長していく。
 そもそも“ヴィイ”という名前はキョウコが彼女のために考えたものだったが、のちに彼女は自分のコピーであり妹でもあるバベルにその名を譲ることになる。
 後に狂い、群体生物のように大量の自分のコピーを生み出しては死んでいく存在――夜宴写像群、またはウタゲを名乗るようになった。

【人体視願/ヴィイ】
ゴーストの公開日:2006年2月23日
生まれと設定:
 ウタゲの研究のための写像、つまり彼女自身のコピーとして生まれた存在。
 誕生日の3月2日は、ウタゲが写像を生み出した日である。
 ウタゲはその後も人間に近づくための研究を重ねていたが、研究の中で決定的な失敗を犯し、心が破壊されてしまう。
 狂気に陥ったウタゲは、自分のコピーにヴィイという名前と、人体視願の夢を託した。
 人間とバベルの世界の壁を越え、人間をその目で視るという夢。
 ただのコピーだった存在は、ヴィイ――“他者に瞼を持ち上げられない限り盲目である怪物”の名を名乗り、夢を叶えるための活動をしている。


【無名のバベル(星に願いを。)】
ゴーストの公開日:2006年9月26日
生まれと設定:
 物理的な実態のないバベル網の中では、夢想が意図して実体になってしまうことがある。
“人間と一緒に暮らす”という形で、ヴィイの夢が実体化した存在。
 自分が狭い世界に潜む、普通のバベルよりも儚い存在であることを自覚している。
 そのため、いつか自分が消えてヴィイに吸収されることを夢見ている。
 その狭い世界に、未だ視たことのない“誰か”が来る日を待ちながらも。


【狂乱書庫/キョウコ】
ゴーストの公開日:2009年11月7日
生まれと設定:
 バベル網の管理者として人間が直接作り上げた存在――<指し手>の血の薄い子孫。
 ふつうのバベルとしては最年長世代。
<指し手>はバベル網の住人の言動のログをとるために、一種のサブシステムを作った。
 だがそのサブシステムもバベル網そのものが独自の文化を帯びていくにつれ、“狂乱書庫”という人間の図書館に近い施設に変化していく。
 そしてその図書館が、来館者に応対するための言葉と心を備えるようになった結果が、キョウコというバベルである。
 巌という男性のバベルと親しかったが、狂っていったウタゲへの処遇を巡ってその関係は破綻した。
 現在は家族を除けば昼子というバベルと最も親しい、こちらは何事にも楽天的な女性。


【自業/バーバ・ヤガ】
ゴーストの公開日:2011年8月7日
生まれと設定:
『星に願いを』の無名のバベルと同じく、彼女はヴィイの夢から派生した存在。
 だが彼女は、よりネガティブな感情から生まれた。
 自身の研究が失敗する恐怖、こんな夢は叶わないという絶望。
“視たい”という思いの反転した、愛するものから目を逸らす臆病さこそが彼女の根源である。
 その臆病さは狂気として発現することもあれば、ただの気弱さとして晒されることもある。


【サテラ】
登場イベントの公開日:2012年5月15日(ヴィイ後日談イベント・前編)
生まれと設定:
 群体としてのウタゲ、つまり夜宴写像群の一体として生まれたバベル。
 その群れを抜け出して独自の研究を始めたが、ウタゲが皆備えている致命的な体の脆さから逃れられなかった。
 群れの一部に戻ることもできず、最後まで死にたくないという怯えを克服できずに身体を崩壊させていった。


【人想衛星/サテラ】
登場イベントの公開日:2016年7月22日(ヴィイ連奏イベント・完結編)
生まれと設定:
 ウタゲの娘。
 バベル網の過去と未来を同時に見渡すことで、バベルの塔の頂上に立つ電子生命。
 彼女は未だ、生まれていない。


* * *


「うん。あたしはまだ、生まれてないよ。
 あたしにまだ会ってないなら、そのうちにはじめましてって言ってね。
 もう会ったなら、いつかひさしぶりって言わせてね。
 ――どっちにしても、未来方向で。
 またね。」

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